イグナシオ・アナヤ

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はアナヤ第二姓(母方の姓)はガルシアです。

イグナシオ・アナヤ・ガルシアIgnacio Anaya García1895年8月15日 - 1975年)は、代表的なテクス・メクス料理ナチョスの考案者である。ファーストネームを短縮した愛称"ナチョ"・アナヤとして知られている。

アナヤは、アメリカ合衆国テキサス州のイーグル・パスと国境のリオ・グランデ川を挟んで接するメキシココアウイラ州のピエドラス・ネグラスに住み、イーグル・パス市民に人気のあったビクトリー・クラブというレストランで働いていた。1943年にアナヤはナチョスを発明し、「ナチョス・エスペシアレス」("Nachos Especiales"、「ナチョの特製料理」)としてレストランで提供した。

ナチョによるこの史上初のナチョスは、トトポス(揚げたトルティーヤチップス)に溶けたチーズハラペーニョをトッピングしたものであった。

ナチョの息子イグナシオ・アナヤ・ジュニア(Ignacio Anaya Jr.)は引退した銀行家で、現在はイーグル・パスに暮らしている。

参考文献

  • Oxford English Dictionary
  • Dunne, Mike. (January 28, 2004). "One spicy tale: 'Macho Nachos'. Sacramento Bee, p. F1.