スピーダー
この項目では、大分-伊予間に就航していた高速船について説明しています。映画『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場する乗り物については「スノースピーダー」、「スター・ウォーズ登場兵器一覧」をご覧ください。 |
スピーダー | |
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基本情報 | |
船種 | 高速船 |
船籍 | 日本 |
運用者 | ダイヤモンドフェリー |
建造所 | オースタル |
経歴 | |
就航 | 1995年7月7日[1] |
運航終了 | 1998年3月26日 |
その後 | メキシコへ売船 |
要目 | |
総トン数 | 375トン[1] |
全長 | 43.0 m[1] |
全幅 | 11.2 m[1] |
深さ | 3.8 m[1] |
喫水 | 1.3 m[1] |
主機関 | 4基[1] |
推進器 | ウォータージェット推進×4基[1] |
出力 | 10,880馬力[1] |
最大速力 | 42.5ノット |
航海速力 | 39.0ノット[1] |
旅客定員 | 331名[1] |
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スピーダー(英: Speeder)は、かつて大分県大分市の大分港(西大分港)、別府市の別府港(別府国際観光港)と愛媛県伊予市の伊予港との間を結んでいたダイヤモンドフェリーの高速船である。
概要
オーストラリアの高速船メーカーであるオースタルで建造されたウォータージェット推進の高速船で、1995年7月7日に就航した。片道料金はエコノミーシート4,800円、ファーストシート6,800円[2]であったが、台風や冬場の荒天による欠航が多く利用客が伸び悩み、年間15万人の利用客数を見込んでいたが、1996年度は11万人、1997年度は10万人程度と低迷、1998年3月26日に航路休止となった[3]。
航路
設計
船体は2層構造で上層が操舵室およびファーストシート33名、下層がエコノミーシート298名の2クラス制となっている。水線下のフィンとフラップを電子制御して船体の動揺を抑えるライド・コントロール・システムを備える[1]。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c d e f g h i j k l m 世界の艦船(1995年10月号,p68)
- ^ a b c 『九州-四国、日帰り圏。SPEEDER』チラシ、ダイヤモンドフェリー発行
- ^ 世界の艦船(1998年6月号,p165)
関連項目
外部リンク
- 株式会社ダイヤモンドフェリー
- Delivery Speeder - Austal