デジカ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 日本 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目14番9号 プレファス吉祥寺フロント9F |
設立 | 2005年6月13日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 9012401018462 |
事業内容 | eコマース支援事業 デジタルコンテンツ事業 海外展開支援事業 |
代表者 | 代表取締役 モモセ・ジャック・レオン[1] |
資本金 | 4613万円 |
売上高 | 25億 |
従業員数 | 30名 |
外部リンク | https://degica.jp/ |
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株式会社デジカ(英:Degica Co., Ltd.)は、eコマース支援事業やデジタルパブリッシング事業などを行う日本の企業。
概要
「Making the world simple」を掲げ、導入が容易で多数の支払い手段に対応していることを特長とする決済サービス「KOMOJU」の展開を主な業態としている。かつてはアプリケーションの販売やゲームの販売も行っていた。
東京都新宿区内に「デジカジャパン」という会社が存在するが、英語表記やロゴが異なるなどデジカとは無関係である。
沿革
創業当初は、AVG、eBoostrなどのアプリケーションの日本代理店を務めていた。
2012年にSteamにおけるゲーム販売事業に参入した。公式サイトのトップに、日本語版は「先進的なソリューションで世界へ」、英語版は「Making Japan simple」を掲げ、日本国内で製作されたデジタルコンテンツの国外展開や、逆に日本国外で製作されたデジタルコンテンツの日本国内での展開を主な業態とした。Steamでは『虫姫さま』『デススマイルズ』『怒首領蜂大復活』などのパブリッシングで知られた。
海外向けに、『RPGツクール』の海外版である『RPG Maker』の販売を担当していたことから、『RPGツクール』で製作された諸作品の商用販売も担当し、特に『RPGツクールXP』で製作された『Oneshot』(2016年)は大ヒット作となった。複数の自社ストアやVector、DLSite、DMM、Steamなどで、『RPGツクール』関連のコンテンツのダウンロード販売を行っていた。
Steamにおける大手ソフトウェアパブリッシャとなったが、日本でのゲーム販売を成功させるには、日本の決済の障壁をなくす必要があると気付き、2022年にゲーム部門を「KOMODO」として切り離し、デジカ本体の事業は決済サービスの「KOMOJU」に一本化した。
Steamとデジカ
デジカは2012年にSteamに参入した。この年「RPGツクール」シリーズの国外展開をValveに打診するが、当時のValveはSteamの英語圏以外の展開に消極的だったが、Steamでのゲーム以外のアプリケーションの配信を検討していた事もあってSteamでの発売が実現した[2]。
2013年にはValveと業務提携を締結。同年11月21日には国内向けに「PROスチーマー」サイトを開設、Steamウォレットコードの販売を開始し、日本国内でのSteamの展開に力を入れていくことになる。2014年にSteamが日本円での決済に対応するようになると、同年11月21日にはWebMoneyで直接Steamで決済できるように対応[3]。2015年にはサードウェーブデジノスが生産しているゲーム向けPC「GALLERIA(ガレリア)」に対してSteamのプリインストールを実現させた(ゲーム推奨モデルは除く)[4]。
2016年にはHTCと業務提携を締結しHTC Viveの日本での販売を担当[5]。同年11月24日には正規代理店としてSteamコントローラーとSteamリンクを発売した[6][7]。
2022年、デジカのゲーム販売部門「DEGICA GAMES」が「KOMODO」として独立し、Steamにおけるゲームの販売はデジカよりKOMODOに移管された。また、KOMODOはハードの販売部門も引き継ぎ、2022年よりSteam Deckのアジア地域における販売を担当している。
脚注
- ^ [公式サイトの会社概要ページでの表記。他のページでは「ジャック・レオン・モモセ」または「ジャック・モモセ」と表記される場合が多い。]
- ^ PC版『RPGツクール』100万本突破記念インタビュー! Steamでの展開やコミュニティの活性化がヒットにつながった
- ^ その後、NET CASHやBitCashにも対応するようになった。
- ^ ゲームPC「GALLERIA」に「Steam」クライアントソフトが標準でプリインストールされることに
- ^ HTC VIVEの日本国内販売についてHTC社と業務提携
- ^ ゲーマー必須のアイテム Steam公式ハードウェアの日本国内販売を開始
- ^ 当初PROスチーマーでの通販のみだったが、その後パソコンショップやAmazonでも販売するようになった。
外部リンク
- 公式サイト
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