ムチャリンダ
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
- ムチャリンダ
- ムチリンダ
ムチャリンダ(巴: Mucalinda, 梵: Mucilinda[1])は、インド神話に登場するナーガラージャの一人。仏教のとある話では、ブッダに帰依したとされる。
ある時、ブッダはとある菩提樹の木の下で瞑想をしたが、そこにはムチャリンダが棲んでいた。ムチャリンダはブッダの偉大さに気づき、静かに見守り続けた。やがて激しい嵐が起こると、ムチャリンダは自らの体を7回巻きにブッダに巻きつけ、約7日間に渡り雨風から守り続けた。その後、人間の姿になり、ブッダに帰依したといわれる。この人間の姿は、7回巻きの藍とも呼ばれている。
日本におけるムチャリンダ(竜王)の存在は、専ら禅宗系の寺院や塔中などの法堂の天井絵に、禅の修行をする者の守護者として数多く描かれている。京都妙心寺の法堂天井に描かれている狩野探幽作『雲龍図』(重要文化財)などが有名である。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ Mucilinda - Wisdom Library
参考文献
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4a/Commons-logo.svg/30px-Commons-logo.svg.png)
ウィキメディア・コモンズには、ムチャリンダに関連するカテゴリがあります。
| ||
---|---|---|
基本教義 | ![]() | |
人物 | ||
世界観 | ||
重要な概念 | ||
解脱への道 | ||
信仰対象 | ||
分類/宗派 |
| |
地域別仏教 | ||
聖典 | ||
聖地 | ||
歴史 | ||
美術・音楽 | ||
|
- 表示
- 編集