高橋義忠
高橋義忠 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 滋賀県 |
生年月日 | (1969-05-03) 1969年5月3日(55歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 2011年 |
経歴 | |
所属 | 栗東T.C. |
テンプレートを表示 |
高橋 義忠(たかはし よしただ、1969年5月3日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・栗東トレーニングセンターに所属する調教師。滋賀県出身[1]。実父は元騎手・調教師の高橋成忠[2]。
来歴
元々飛行機が好きで、大学では経済学を専攻しつつパイロットを目指していた。しかし、進路に迷いが生じ、父に相談をしたところ、牧場関係者の紹介でイギリスに渡り、ノース・ヨークシャーのクリス・ソーントン厩舎およびニューマーケットのマーク・プレスコット厩舎で研修を積むことになった。プレスコット厩舎には1992年のカルティエ賞年度代表馬ユーザーフレンドリーが在厩していた。この経験により、「競馬の世界もいいな」と思うようになった[2][3]。
1994年7月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。1995年1月より吉岡八郎厩舎で厩務員、1996年6月より同厩舎で調教助手となる。同厩舎ではケイティタイガー、キョウワアリシバなどに携わった。1999年10月から高橋成忠厩舎に移籍した[1]。調教師試験にも挑戦を続けていたが、父の定年を翌年に控えた2010年に待望の合格を果たす[4]。2011年3月に父の管理馬を引き継ぐ形で厩舎を開業した[3]。
2014年5月24日にクリノスターオーで平安ステークスを制し、JRA重賞初制覇。同年は開業4年目にして自己最多の31勝を記録した。2018年3月25日、高松宮記念をファインニードルで制してGI初制覇を果たした[5]。
調教師成績
日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初出走 | 2011年3月6日 | 1回阪神4日2R | 3歳上未勝利 | メイショウサリマン | 13頭 | 5 | 1着 |
初勝利 | 2011年3月6日 | 1回阪神4日2R | 3歳上未勝利 | メイショウサリマン | 13頭 | 5 | 1着 |
重賞初出走 | 2012年3月17日 | 2回中山7日11R | フラワーカップ | メイショウスザンナ | 16頭 | 1 | 2着 |
重賞初勝利 | 2014年5月24日 | 3回京都9日11R | 平安ステークス | クリノスターオー | 16頭 | 12 | 1着 |
GI初出走 | 2012年4月8日 | 2回阪神6日11R | 桜花賞 | メイショウスザンナ | 18頭 | 11 | 5着 |
GI初勝利 | 2018年3月25日 | 2回中京6日11R | 高松宮記念 | ファインニードル | 18頭 | 2 | 1着 |
年度別成績
高橋義忠の年度別成績(netkeiba.com)を参照
主な管理馬
※括弧内は当該馬の優勝重賞競走
- クリノスターオー (2014年平安ステークス、シリウスステークス、2015年アンタレスステークス)
- サンレイデューク (2014年東京ハイジャンプ、2015年阪神スプリングジャンプ)
- シャトーブランシュ (2015年マーメイドステークス)
- メイショウスザンナ (2015年クイーンステークス)
- ファインニードル (2017年セントウルステークス、2018年シルクロードステークス、高松宮記念、セントウルステークス、スプリンターズステークス)
- ディオスコリダー (2017年カペラステークス)
- メイショウテッコン (2018年ラジオNIKKEI賞、2019年日経賞)
- レッドジェニアル (2019年京都新聞杯)
- マイブルーヘブン (2019年新潟ジャンプステークス)
- ワンダフルタウン (2020年京都2歳ステークス、2021年青葉賞)
- サンレイポケット(2021年新潟大賞典)
脚注
[脚注の使い方]
関連項目
外部リンク
- 高橋義忠厩舎 - 公式サイト
- 高橋義忠 (@YoshitadaStable) - X(旧Twitter)
- 表示
- 編集